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車両保険とは事故で被った自分のクルマの損害を補償する保険です。
車両保険を付けるメリットは損害額が保険金額の範囲内であれば、いくらでも修理できる点です。これってけっこう修理工場が喜ぶんですよね。
というのは、事故でクルマが壊れたら、たいてい修理屋さんに修理依頼しますよね。その時に車両保険が付いていれば、修理代金は保険会社が支払うわけだから、修理屋さんにすれば、取りっぱぐれがない。満面の笑顔で即修理に取りかかってくれます。
これが自分で修理をお願いするとなると、なかなかそうもいかない。まず見積もり出して、修理代金の交渉して、高すぎれば値段を下げて妥協すべきところは妥協する。時間がかかります。自分の予算の範囲内でお願いすれば、満足な修理もできず、修理後も不具合を感じることもしばしばです。 |
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車両保険を使って修理すれば、修理工場がよけいなところまでメンテナンスしてくれて、むしろ事故前よりもいいクルマになり戻ってきたりもします。
ただし、事故と因果関係のない箇所まで修理したりすると、保険会社は支払ってくれませんからご注意。
まあ、修理屋さんもそこらへんは長年の経験で心得てますから、あまりよけいなことまでしないでしょう。
車両保険金額の設定方法ですが、勝手に定めることはできません。そんなことをすると、20万円で購入した10年前の中古車に200万円の車両保険をかけ事故を起こし、200万円の新車手に入れよう、なんてふとどきなこと考える人間が出てきますからね。
基本は市場価格です。保険会社には車価表というものがありまして、国産車に限らず外車まで、1年きざみで7〜8年くらい前までの自動車の市場価格が一覧になっております。去年120万円で購入した私のフィットの車両価格は120万円、今年は95万円というように、年々価値が下がっていくのはやむをえません。
だからといって、無理に保険金額を市場価格に設定する必要はありません。保険金額が高ければ、当然保険料も高くなりますからね。
契約時に設定した車両保険金額は協定価額といって、保険期間中の保険価額は減額しません。日々保険金額が減価償却ぶん目減りしていくことはないのです。せこい計算することなく、実損害を補償してくれます。
保険金額を下げるぶんには、あまり問題はないでしょう。ただし、50万円の保険金額を設定した場合、全損の損害額が60万円と認定されても、50万円しか支払ってくれませんよ。それと生命保険のような人保険と違って、損害保険のような物保険はあまり市場価格とかけ離れた低い保険金額を設定すると、比例払いといってトラブルの原因になるので注意が必要です。
この比例払いというのは損害保険特有の考え方で、大きな落とし穴でもあります。
市場価格はけっこう幅持たせてあるようですから、予算に合わせて設定して下さい。 大きな問題は市場価格より高い保険金額を設定した場合です。 |
200万円の新車に500万円の保険かけても、全損時の損害額は200万円です。
まあそんなアホはいないでしょうし、だいいち保険会社が引き受けません。
事故を起こせば等級がダウンして翌年の保険料は上がる。だから、車両保険を付けたって意味がない。
とお考えのユーザーがけっこう多いようですが、車両保険は相手のない単独事故の場合、基本的に翌年の等級はノーカウントか据え置きです。だから、保険料が高くなることはほとんどありません。安心して下さい。
さて、ここで私が次年度の車両保険として選択したエコノミータイプについてお話します。
ユーザーの大半は車両保険=一般車両保険と思いがちですが、実はエコノミー車両保険というものがあります。保険料も安くてお得ですよ。
両者の違いです。
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| 一般車両の補償 |
エコノミータイプの補償 |
| 火災・爆発 |
火災・爆発 |
| 衝突・接触 |
衝突・接触 |
| 追突 |
追突 |
| 盗難 |
盗難 |
| 風水害 |
風水害 |
| 物体の飛来・落下 |
物体の飛来・落下 |
| 窓ガラスの破損・落書き・いたずら |
窓ガラスの破損・落書き・いたずら |
| 騒じょう |
騒じょう |
| 積載物との接触 |
積載物との接触 |
| バイクとの接触 |
バイクとの接触(自転車不担保) |
| 自転車との衝突 |
× |
| 自動車以外との接触・衝突 |
× |
| 当て逃げ |
× |
| 墜落・転落 |
× |
| 他の自動車を避けようとした自損事故 |
× |
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火災・爆発
文字通り火災・爆発による損害を補償します。
衝突・接触
相手のある事故の場合、0:10というのはごくまれなケースです。たいがい双方が動いています。双方が動いていれば、保険会社は双方に過失あり、と認定します。
その過失割合が5:5とします。自分の損害額が40万円、相手の損害額が20万円の場合、自分の対物賠償で相手に支払う金額は10万円ですが、相手の対物賠償から支払ってもらえる金額は20万円、残りの20万円は自己負担です。こんな時自己負担額20万円を補うのに、車両保険を付けるメリットがあるのです。
この種の事故は対物賠償も同時に使いますので、翌年の保険料が上がることはやむをえません。それでも、半分の20万円ぶんだけ修理して、フロントガラスが20万円ぶん破損したまま乗るわけにもいかないでしょう。残りの修理代20万円を自己負担すること考えれば、翌年の保険料の値上がりぶんなんか、どうってことないですよね。
追突
私もかつて追突された経験ありますが、こればっかりは驚きます。前から来るぶんには認識できるだけにショックは少ないですが、視界の届かないところからの衝撃ってこたえますよね。
よけいな話ですみません。
盗難
注意していただきたいのは、ちゃんと施錠しておくこと。その上で盗まれた場合です。
風水害
台風、竜巻、川の氾濫や雪解け水による洪水損害です。
物体の落下・飛来
木が倒れてきたとか、岩が落ちてきたとか、ラジコン飛行機が落ちてきたとか・・・。
考えるといろいろあります。 |
窓ガラスの破損・落書き・いたずら
都会だとけっこうこの種の被害が多いんですよ。だいたい悪ガキの仕業です。夜中にこっそりやるから、捕まえようがない。落書きはお定まりパターン。どうしていつも卑猥な絵なんでしょうかね。それもみんな下手くそな絵。
騒じょう
酔っ払いの大騒ぎ。暴走族の集会。かつて全学連全盛期時代、夜中にこの種の被害が続出したそうです。
バイクとの接触(自転車不可)
一般車両では補償の対象に自転車との接触が明記されているのに、エコノミータイプでは自転車との接触は対象外です。理由はわかりません。次へ
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