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厳密に分類すれば、自動車保険は損害保険の中でも、火災保険のような物保険というよりも、賠償責任保険の色彩が強いかもしれません。
対人賠償
他人の身体に対する賠償責任保険です。人の命は金銭で評価できるものではありませんが、一般的に死亡時から67才まで働いていくら稼げるか、それが目安になります。
今の定年年齢が60〜65才であるにもかかわらず、この67才の根拠がいまいちわかりません。
この理論からすれば、20歳そこそこの若者の命の値段は確実に2億を超えます。
基本的に保険会社は無制限でないと引き受けしません。 |
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対物賠償
他人の財物に対する賠償責任保険です。昔は1000万円が主流でした。それが2000万円になり、今の主流は無制限です。それにもかかわらず、かつての対物1000万円の補償を今でも続けているユーザーがたくさんいます。車種にもよりますが、1000万円も無制限も年額保険料を月割りにすれば、100円くらいの差ですから、ぜひ無制限をオススメします。
保険会社が示談交渉サービスをしてくれるのは、保険金額の範囲内です。対物賠償額がそれを超える場合は示談交渉してくれません。1200万円の賠償事故なら、保険会社は無慈悲です。玉突き事故や高速での事故は、とんでもない額の賠償責任が発生しますよ。
人身傷害保険
もともと交通事故全般に渡る傷害事故を補償する内容だった保険を、自動車保険に組み込んだものです。当然補償内容も幅広い。自転車搭乗中の事故や歩行中の自動車事故も補償の対象となり、ひったくりやストーカー被害まで補償してくれる万能保険です。そこまで必要ないひとは、自動車搭乗中のみの人身事故に絞ることも可能。そのぶん保険料も安くなります。搭乗中のみ担保と万能担保とでは、保険料に差が出ますから、一考する必要はあります。
注意してほしいのは自動車を複数所有している場合です。1台だけ人身傷害万能担保にしておけば、2台目以降は搭乗中のみ担保でOK。複数車を人身傷害万能担保にしても、それこそ補償がダブり、無駄な保険料支払うことになりますからね。
今の自動車保険はこの人身傷害が特約でなく、たいがい自動担保(保険商品の中に強制的に組み込まれているケース)です。この保険のいいところは、過失割合に関係なく傷害による損害を一括払いで補償してくれるところです。めんどうな示談交渉も保険会社がしてくれます。
搭乗者傷害
自動車搭乗中の傷害事故を補償します。人身傷害が主流になる前は、搭乗中の傷害事故はこの保険で補償していました。人身傷害に入っていれば必要ないと思いますが、歴史の名残で残っているのでしょうかね。昔は1000万円が主流でしたが、最近では人身傷害の登場とともに300〜500万円くらいに下げるケースも多いようです。
搭乗中の傷害事故をダブって補償してくれるわけですから、事故で入院太りも悪くないでしょう。
そういえば、某保険会社は人身傷害と搭乗者傷害のダブりが不払いの原因だったな・・・。
人身傷害オンリーでもいいような気もするな。
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免責
保険会社が責任を負わないこと。
よく、免責金額ン万円、という言葉を耳にすると思いますが、その金額は自己負担となります。
対人賠償は被害者救済のためですから、加害者側に免責金額付けることはできません。加害者が免責金額を支払わなかったり、支払えなければ、被害者が救われません。
免責金額を付けるケースは対物賠償や車両保険です。
免責付帯の対物賠償を引き受けない保険会社もありますので、そこらへんはご確認下さい。
一般的に車両保険に免責を付けるケースが多いようですが、あまり意味があるとは思えません。免責付帯は確かに保険料は安くなりますが、免責金額5万円付けていた場合、対物事故で過失相殺後に自分の車が10万円の損害を被っていても、免責金額5万円を自己負担して翌年の保険料が1〜2万円上がります。免責金額0のほうが賢明でしょう。10万円の免責金額なら、全額自腹ですよ。次へ |
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